2018.6.11

いざという時大丈夫!?志木・朝霞の防災施設まとめ

災害は突然やって来る

こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪

もしも、大地震や洪水などの災害が起きた時、どうするか、家族で話し合っていますか。

 

 

2017年3月に、損害保険会社の損保ジャパン日本興亜が行った『災害の備えに関する調査』の結果によると、8割近くの人が東日本大震災を機に防災への意識が高まったと答えたものの、2割近くの人が災害に対して「いずれの備えもしていない」と回答したことがわかりました。

災害はいつやって来るかわかりません。埼玉県は「海なし県」なので、津波の心配はないように思えますが、志木や朝霞周辺は川が流れているので、河川遡上(かせんそじょう)と言って、津波が河口から河川に沿って流れてきて、海から離れた場所でも津波の影響を受けることがあります。

また、川に囲まれているということは、台風などの大雨による洪水や浸水の心配がありますよね。

携帯電話なども十分に使えないような状況の中、小さなお子さんを連れて避難場所まで避難することは大変なことです。日頃から、近くにある避難場所を知り、連絡が取れないような状況でも確実に家族が合流できるようにしたいものです。

 

志木市にある避難場所

志木市では市内8つの小学校を避難所、4つの中学校と市民会館、市民体育館、秋ヶ瀬スポーツセンター、総合福祉センター、宗岡公民館、健康増進センター・西原ふれあいセンター、ふれあいプラザを補助避難所に設定しています。

避難所が炊き出しをしたり、生活に必要な品物を配ったりする一般的な避難場所であるのに対し、避難所にたくさん人が集まりすぎてしまった時に使うのが補助避難所です。

この他、福祉施設や病院に入っていないけれども、生活に対して介助が必要な人が避難できる福祉避難所が、福祉センターと第二福祉センターの2カ所に設けられます。

志木市では、もしもの時に備えて、市の職員や町内会、市民が避難所で何をすべきかという役割や、具体的に市民をどのように避難させるかをまとめた『避難所運営マニュアル』も準備しています。基本的に、志木市に住んでいるママさんは、自宅近くの小学校にまず避難すると覚えておくとよいでしょう。

 

朝霞市にある避難場所

朝霞市では、市内に10ある小学校、5つの中学校、さらに保育園や市民センター、青葉台公園の空き地スペース、県立朝霞高校と東洋大学朝霞キャンパスを緊急避難場所に指定しています。ただし、洪水や土砂災害の時は使用できない緊急避難場所もあるので、注意が必要です。

また、保育園と青葉台公園の空き地スペースを除く、全ての場所が避難所となり得ますが、朝霞市でも10の小学校が地域防災拠点になっています。

朝霞市の避難所と緊急避難場所は、ホームページから一覧で確認することができます。特に、洪水の時に緊急避難場所として利用できない小学校区に住んでいるママさんは、どこに避難すべきなのかをきちんと家族で話し合っておくとよいでしょう。

朝霞市指定避難場所一覧
http://www.city.asaka.lg.jp/soshiki/6/hinanbasho.html

 

避難する時の持ち物は?

小さなお子さんと避難する時、何を持って行けばよいのでしょうか。災害がいつ起きてもあわてないように、日頃からマザーズバッグにお子さんのおむつ(5枚程度)とお尻ふき、ビニール袋、おやつ、ミルク、着替えは用意しておきたいものです。

それとは別に、粉ミルクや哺乳瓶、調乳用の水、ベビーフード、母子手帳や保険証、着替え・靴、抱っこひもなどはすぐ用意できるように、準備しておきましょう。地震の後、外へ出る時は、防災頭巾や自転車用のヘルメットを着用します。

また、移動の際、荷物はリュックサックやショルダーバッグなどに入れ、両手が使えるようにしておくとよいですよ。

 

家族でも防災訓練を!

大災害は予期せず、やって来ます。特に今は、平時は携帯電話などですぐに連絡を取り合えるのが当たり前の時代。物の準備はもちろん、連絡が取れない時にどこに行けばよいのかを、あらかじめ家族で話し合っておくことで、災害時の不安を軽減できます。

また、週末など、時間のある時に、実際にお子さんや避難グッズを持って、家族で避難所まで歩く練習をし、危険なものが周りにないかを確認しておくと、いざという時に安全に避難できるでしょう。

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