2018.5.15

朝霞が公園都市に?基地跡地公園・シンボルロード整備計画とは?

フェンスで囲まれた広大な場所は?

こんにちは!「朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪

 

 

朝霞駅から歩いて5分の場所にある、朝霞市役所。市役所の周辺には、図書館や学校などの公共施設があり、朝霞中央公園や青葉台公園など、自然あふれる空間が広がっています♡晴れた日にはお散歩にも良いですし、夏の彩夏祭では大勢の人でにぎわいます♡

実は、この一帯はかつてはアメリカ軍の基地だったのです!昭和40年代に基地返還運動が行われ、1974年に大部分の土地が朝霞市に返還されました。そしてアメリカ軍基地として残っていた土地についても、1986年に、朝霞市に返還されました。

そして、朝霞市役所周辺には、アメリカ軍から返還されたものの、まだ使われていない土地が残っています。2012年にその一部が「朝霞の森」として、暫定的に使われるようになりましたが、今もフェンスで囲まれていて、入ることのできない場所が残っています。

朝霞市では、自然の残るその場所を、基地跡地公園や市のシンボルロードとして活用していく計画があります♪それでは、具体的にどのように整備していく予定なのでしょうか。2018年5月時点で分かっていることを、今回、ステキライフ編集部は調査してきました♡

 

市民と自然が共存する集いの場に

朝霞市では、2010年に『朝霞市基地跡地「公園・シンボルロード」整備基本計画書』を策定しました。それによると、「あさかの森をつくる」というコンセプトのもと、市民が集い、くつろぐ場として、また市民が育て、自然と共存する森としての整備を考えているようです!

例えば、子ども達が学習や活動をしたり、彩夏祭をはじめとするイベントで市民が交流したりする場としての整備を考えています。同時に、防災のための拠点としての活用や、市民も参加して、今ある自然を守り、雑木林を再生していくことも視野に入れています。

朝霞の森に隣接する基地跡地公園内には、今ある樹木を活用したモリゾーンと、防犯の観点から公園の外からも公園内を見渡せるように整備したサトゾーン、動物のエサとなる昆虫が生息するクサゾーンの3つに分け、子ども達が遊ぶ場やヤマザクラや竹林が楽しめるエリアなどをつくっていきます。

防災のための拠点の機能も有していて、60立方メートルの耐震性貯水槽も整備される予定です。公園付近には、駐車場や駐輪場、トイレなどもつくられる予定のため、日頃から市民が気軽に利用できる場所になっていきそうですね♪

一方、公園通りに面した部分には、「ふれあいのコミチ」というシンボルロードをつくり、市民がお散歩をしたり、広場でイベントを楽しんだりできる場所にしていく計画があります☆

もし、基地跡地公園がしっかり整備されたら、池袋から電車で約15分という利便性の高さと子どもから大人まで自然を存分に楽しめる環境ということで、ますます子育て世代が一生涯住む場所として、魅力を発揮してくれますよね☆

 

2012年利用開始!「朝霞の森」をご紹介

ここまでは計画の話を説明してきましたが、2012年に整備された「朝霞の森」は実際に、どのように利用されているのでしょうか。

「朝霞の森」は、基地跡地公園が予定されている場所の北側、青葉台公園の西側に位置する、3ヘクタールほどの広さの場所です♡

「朝霞の森」はボール遊びやバーベキューが楽しめる、自然あふれる空間。バットを使って野球をしたり、リードを付けて犬のお散歩をしたりできるエリアもあります♪規制がゆるいため、自転車の練習の場としてもおすすめですよ。

また、定期的に地域のNPO法人が主体となって、小さなお子さん達がどろんこになってめいっぱい遊べる“プレーパーク”を開催しています☆たき火や料理、ダイナミックな水遊び、どろんこ遊びなど、アウトドアな遊びが楽しめますし、ママさん同士の情報交換の場にもなっているんですよ♪

朝霞が公園都市になる日も近い

公園の整備には、いくつか乗り越えないといけない行政の課題もあるのですが、基地跡地公園が整備されたら、朝霞中央公園、青葉台公園、朝霞の森が隣接するため、付近一帯は大きな公園のような空間になりますね♪

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